シュターツカペレ・ドレスデンのページ

シュターツカペレ・ドレスデン団員略歴本発行される!

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■ 概要

  団員略歴本表紙

VON DER CHURFUERSTLICHEN CANTOREY
ZUR SAECHSISCHEN STAATSKAPELLE DRESDEN

EIN BIOGRAPHISCHES MITGLIEDERVERZEICHNIS VON 1548-2003
zusammengetragen von Andreas Schreiber

 これは170ページに及ぶシュターツカペレ・ドレスデン団員略歴本です。制作したのはビオラの現役団員アンドレアス・シュライバー氏。登場する団員は現役だけではなく、過去にさかのぼっています。何と1548年から2003年までの団員が対象です。

 完成したのは2003年6月。ゼンパー・オパーやシュターツカペレ・ドレスデン当局による出版ではなく、シュライバー氏の自費出版であります。

 掲載されているのは

  • 団員名(アルファベット順)
  • 出身地、生年、没年、ポジション(楽器)、カペレ在籍期間
  • 略歴、師弟関係

などです。

 カペレの団員はドレスデン出身者が多いと言われていますが、これを見るとかなりの割合で新しい血を入れ続けていることが克明に分かります。また、誰に師事していたかも分かるので、セクションごとに時系列で追っていくと、団員のつながりが理解できそうです。

  ただし、残念なことに写真が1枚も掲載されていません。また、すべてドイツ語で書かれています。英語の表記は皆無です。したがって、ドイツ語の心得が多少でもないと正確に読むのは難しいかもしれません。例えば、往年の主席フルート奏者のフリッツ・ルッカーの項は以下のように表記されています(ウムラウトは"e"で代替しました)。

RUCKER,Friedrich(Fritz) *25.11.1898 Marktburgast, -18.5.1982
Floete,-Solofloetist,Mgl,1.2.1924-31.7.1963
Ueber die Philharmonischen Orchester Nuernberg und Bremerhaven sowie das Wuerttenbergische Landestheater Stuttgart kam er nach Dresden. Hier war er auch Lehrer an der Hochschule fuer Musik und wurde 1946 zum Professor ernannt.

p.107

 ルッカーがニュールンベルク、ブレーマーハフェン、シュトゥットガルトのオケや劇場を経由してドレスデンに落ち着いたこと、ドレスデンでは音楽学校の教壇に立ち、1946年に教授に昇格したこと、1924年から1963年の長きわたってカペレに在籍したことなどが分かります。

 
 

■ 入手したい方は・・・

 

 さて、この団員略歴本を入手したい方はいらっしゃいますか?ある程度の数量がまとまるのであれば、私がとりまとめ、ドレスデンに発注します。

 ご希望の方は、2004年4月末日までに以下の項目を必ず明記の上、こちらにご連絡下さい(■受付・発送とも終了しました。在庫はございませんので何卒ご容赦下さい■ )。

  • お名前、送付先(郵便番号、住所)
  • 電話番号
  • 部数
  • 団員略歴本についてと必ずタイトルを付けて下さい(タイトルがないものはウィルスメールとして処理される場合がありますので、ご容赦下さいね)。

■値段について■

1冊あたり2,000円(国内送料込み)になる予定です。
注文数などによって変動する可能性がありますので、ご容赦下さいね。また、代金は後日所定の金融機関口座に振り込んでいただきます。振り込み手数料については、恐れ入りますがご負担下さいますようお願い申しあげます。


2004年4月5日、An die MusikクラシックCD試聴記