あなたも参加してみませんか?
「ハイドンの交響曲を全部聴こう」(略称「ハイドン・マラソン」)
原稿大募集!

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■ 企画の趣旨

 

 あなたはハイドンの交響曲が好きですか? いや、必ずしも好きでなくとも構いません。ハイドンの交響曲をほとんど聴いたことがないというクラシック音楽ファンだってたくさんいるはずです。今まで見向きもしなかった人だっているでしょう。

 比較的ハイドンに理解がある人でも、「交響曲は数が多すぎてどこから聴いていいのか分からない」と思っていて、最後の「ロンドン・セット」をCDの棚に飾っておくくらいで満足していませんか? あるいは、アンタル・ドラティやアダム・フィッシャーが指揮した交響曲全集を見て、「とてもこんなに聴けるはずがない」と最初から聴くのを諦めていませんか?

 しかし、クラシック音楽ファンを自称するのであれば、ハイドンの交響曲を一度は全曲通して聴いてみたいものです。私は1年半ほど前、フィッシャー指揮の全集を手に入れ、毎朝出勤前に聴いていって第58番まで到達しました。特徴のある面白い曲が揃っていて、しかも聴いた後爽快になることが多かったので、私の楽しい日課となっていました。昨年長女が小学校に入学すると、毎朝一緒に家を出るようになってその日課がなくなり、現在に至っています。私としてはもう一度トライしたい、できれば第1番からまた、とここしばらく考えていました。フィッシャー盤が終わったら、余勢を駆ってドラティ盤も制覇するつもりでした。

CDジャケット
ドラティ盤
 
CDジャケット
フィッシャー盤

 そこで思いついたのが、この「ハイドン・マラソン」です。ドラティ盤とフィッシャー盤を同時に第1番から少しずつ聴き比べて試聴記を公開していくつもりです。そうすれば私は途中で投げられないし、自分の記録としても残しておけます。

 そこで皆さんに提案です。いつ終わるかさっぱり分からないこの企画ですが、皆さんも参加してみませんか? 私もハイドンの交響曲を全曲、それも2種類同時にCDで聴く、などということは、おそらく今を逃したら、この先は体力的にも精神力的にもできないような気がします。

 どうせ試聴記を作っていくなら、読者参加型にしたいと思います。皆さんの試聴記も一緒に掲載し、ハイドン交響曲の試聴記ライブラリーにしてみたいです。私は原則的にドラティ盤とフィッシャー盤の試聴記を書きます。CD棚にそれらのどちらかでも眠っている方はぜひ私と一緒に走り始めてみませんか。ドラティ盤もフィッシャー盤もお持ちでない方(これが普通でしょうが)は、お持ちのCDを聴いてみて下さい。アーノンクールでもクイケンでもブリュッヘンでも、鈴木秀美さんのでも、ハイドンのCDであれば何でもいいでしょう。それを聴いて楽しみ、余力があれば試聴記をお寄せ頂ければと思います

 もちろん、私自身の楽しみのためにスタートする企画ですので、一緒に走る方が現れなくても一人でぽつぽつ聴き始めるつもりです。ですが、皆さんもこの機会を利用してハイドンの交響曲を全部聴いてみませんか。

 

■ 運営について

 

 今のところ、スタートは2007年6月2日(土)を予定しています。

 試聴記掲載は焦らずにのんびりやっていくつもりです。ただし、必ず走破するつもりです。1週間に1曲とすれば約2年で終了します。それ以上かかるかもしれませんし、1年くらいで終わる可能性もありますが、無理のない範囲で楽しく続けます。万が一歩みを止めていそうな気配があれば、容赦なく警告して下さいね。

 1曲につきひとつのファイルを作って試聴記を記していきます。つまり、走破した暁には100以上のファイルができます。この際ブログ形式にしてファイルの管理を簡略化しようかとも考えていますが、今のところHTMLファイルでこつこつ積み上げていく予定です。これについてはもう少し時間をかけて検討します。スタートの時点までの懸案とさせて下さい(スタートが1ヶ月も先なのはこの問題があるからです。走り始めたら途中で逆戻りはできません)。

 私の試聴記の後、もし投稿があれば皆様の原稿も掲載します。私の試聴記は長々と書く気はありませんので、皆様もお気軽に投稿して下さい。ただし、原稿の仕様は下記の通りAn die Musik共通のものを守って頂けると非常に助かります。

 

■ 原稿の仕様について

 

 以下の要領に準拠して頂けると助かります。他のコーナーの原稿と基本的に同一仕様です。

  • 原稿の長さは問いません。きちんとメッセージが伝わるものであればOKです。長大な作品でも、50〜100字程度のコメントでも結構です。
  • ドラティ盤、フィッシャー盤以外のCDについての試聴記であれば、CDジャケット写真を歓迎します。もしスキャナーをお持ちの方がおられましたら、CDジャケット写真をぜひ送って下さい。
    サイズ変更等の加工は当方にていたしますので、CDジャケット写真は取り込んだものを加工せずに送って下さって結構です。
    CDジャケット写真を送っていただけない場合は、CDジャケットの掲載はいたしませんので何卒ご了承下さい。
    そのCDの情報は必ず記載して下さい。すなわち、作曲家名、曲名、録音年、レーベル名、国内盤か輸入盤かの区別、CD番号をその順に明記して下さい。要するに、An die MusikのCDの紹介の仕方に準じて下さい。

    (曲名等はハイドンに読み替えて下さいね)

     

    モーツァルト
    交響曲第39番 変ホ長調 K.543
    交響曲第40番 ト短調 K.550
    スウィトナー指揮シュターツカペレ・ドレスデン
    録音:1974年11月21,22日、1975年3月17,18日(K.550)、ドレスデン・ルカ教会
    KING RECORDS(国内盤 KICC-9401)

  • 原稿・CDジャケット写真は karl@@kapelle.jp までE-mailにて送付して下さい。
    なお、実際にメールを下さる時には「@」をひとつはずして下さい。このような表記にしたのは迷惑メール防止のためです。
  • 作者名も掲載します。ご希望のハンドルネームを教えて下さい。
  • 数字・英字は半角でお願いします。
  • 掲載の可否は伊東が判断します。
    通常は問題なく掲載できると思いますが、内容が公序良俗に反すると私が判断したものについては掲載いたしません。
    また、文体、表現等については、社会人として恥ずかしくないよう、十分にご検討下さい。 品格に欠けると判断した場合は掲載を見送りますのでご了承下さい。
 

■ 最後に

 

 それでは皆さん、ぜひ「ハイドン・マラソン」へのご参加を検討してみて下さい。途中参加もOKです。いつでもどこからでも入退場できるマラソンです。しかし、一緒に全曲を通して聴いてみると、とても楽しいと思いますよ!

インデックスはこちらです!

 

(2007年4月22日掲載、An die MusikクラシックCD試聴記)