ARCHIVE OF WHAT'S NEW?
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2007年5月30日(水):フライングモール 読者の牟田さんに紹介して頂いたフライングモールの小型プリメインアンプCA-S3が本日我が家に届きました。本当に簡易なセットではありましたが次女にサブシステム(SONYのポータブルCDプレーヤーD-E01とSRS-Z1の組み合わせ)を破壊されたので、1992年に買った古い小型スピーカー(ダイヤトーンDS-500N)を持ち出し、ポータブルCDプレーヤーを接続して鳴らしてみました。
まだ現役機らしいのでSRS-Z1を買い直そうかとも思ったのですが、このところメインシステムとサブシステムの音の差が激しくなり過ぎ、同じCDを聴いても、音はおろか演奏の印象まで違ってきています。そのため少しだけサブシステムをグレードアップしようと考えたのですが、この目的はほぼ達成できました。アンプは電源スイッチとボリュームしかついていないというシンプルさが奏功しているのか、かなりしっかりとした音を出します。スピーカーはもう10年以上も使っていなかったので音が出るかどうかさえ心配だったのですが、ちゃんと鳴りました。高級とは言い難い品物でしたが、しばらく使っていればもう少し鳴ってくれるかもしれません。
間に合わせのセットなのですが、CDをかけてしばらく聴いていると結構満足したりします。ちょうど部屋の大きさにあったサイズだからなのか、初めからあまり期待して聴いていないからなのか・・・・。ステレオ感もバッチリですし、サブシステムとしては文句の言いようのないレベルです。場所を取らないアンプを教えて下さった牟田さんには御礼申しあげます。
配線をして音を出す瞬間というのは、どんなセットであってもわくわくしますね。我が家にあったスピーカーケーブルが太すぎてアンプとスピーカーの端子に接続するのがやや難儀で、私は指を怪我してしまいましたが、我を忘れて作業をしてしまいました。まあ、そんな作業はあとしばらくないでしょうが。
2007年5月11日(金):庄司紗矢香さん 今日は池袋の東京芸術劇場でテミルカーノフ指揮の読売日本交響楽団の定期公演を聴いてきました。プログラムは、プロコフィエフの「キージェ中尉」「バイオリン協奏曲第1番ニ長調」そしてラフマニノフの「交響的舞曲」という大変魅力的なものでした。
プロコフィエフのソリストは庄司紗矢香さんです。実はこの日のチケットを松本さんから強奪して出かけたのであります。1階正面の数メートル先に庄司紗矢香さんが見えるという感動的な席でした。普段はあまり前の席は取らないのですが、今回ばかりは松本さんに感謝いたします。
さて演奏です。過去の実演やCDを聴いていると、庄司さんは協奏曲ではオーケストラに押しつぶされそうなときがあります。見ていて、聴いていてはらはらさせられるので今日もちょっと心配だったのですが、彼女は大変な成長を遂げていました。完全にオーケストラを睥睨していました。真っ赤なステージ衣装に身を包んだ彼女はまるで女王様。ホール全体に鳴り響く彼女のバイオリンを私は身体を熱くしながら聴いてしまいました。大変満足であります。
まず間違いなく私はひいき目で彼女を見ているのでしょうが、こと協奏曲に関する限り、彼女は必ずしも良い演奏を聴かせてきたわけではないと思います。さすがに若年の身で大オーケストラと対等以上に渡り合うのは素人が傍目で見ているよりずっと厳しいものなのでしょう。まだまだ無理をしないでいても良いのに、とおじさんは考えていました。しかし、舞台経験を重ねて彼女は大きく成長してきたのですね。チャイコフスキーとメンデルスゾーンの協奏曲録音は数年早すぎたと思いますが、今日のプロコフィエフの出来映えはその比ではありませんでした。これなら立派なプロコフィエフを録音できるでしょう。
・・・というわけで、プログラムには他の曲もありましたが、プロコフィエフが抜きんでていました。次は彼女のリサイタルを聴いてみたいものです。
2007年5月8日(火):WINTER & WINTER 続編 「あなたもCD試聴記を書きませんか」のコーナーに「ユリ・ケインを聴く」を追加しました。文はゆきのじょうさんです。ゆきのじょうさん、原稿ありがとうございました。
2007年5月7日(月):現代音楽・ゲンダイオンガク 「あなたもCD試聴記を書きませんか」のコーナーに「5つのCOOLな管弦楽曲〜シカゴ交響楽団の演奏で聴く〜」を追加しました。文は青木さんです。青木さん、大作ありがとうございました。全部聴いてみたくなりますね!
2007年5月2日(水):全文検索 トップページのタイトル行の下にあった「An die Musik全文検索」をほぼ最下段に移し、プログラムもcgiから「Google」に変えました。「Google」を使うと検索結果に広告がついてくるので、できれば使いたくなかったのですが、cgiのプログラムでは密かにメンテが必要で、これを結構忘れてしまいがちだったのです。やはり便利さにはあらがいようもなく、「Google」の軍門に下ってしまいました。使ってみるとなかなか便利なので今後はこれでいってみます。
(An die MusikクラシックCD試聴記)