「コンセルトヘボウのシャイー」No.4
ブラームス:交響曲第1番

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CDジャケット

1)ブラームス:交響曲第1番
2)ブラームス:大学祝典序曲

録音:1987.5. コンセルトヘボウ大ホール
P:クリス・ヘイゼル
E:スタンリー・グッドール
国内盤初出:1988.7.25. (ポリドール F32L20200)
International release: 1988/Catalogue number:Decca 421395

ドヴォルザークもそうだったが、フィルアップは同じ作曲家の代表的小品というきわめて常識的な選曲で、後のユニークなアルバム構成はまだみられない。

やや粘りのあるテンポ設定と明るめのサウンドとが、独特のバランスを形成しており、かなりユニークなブラームスだと思う。第1楽章提示部リピート有。

(2003年1月7日、青木さん)


一聴するとなんてことはない普通の演奏。しかし、よーく聴くと、クレッシェンドの前の微妙なアッチェレといったシャイーの芸の細かさがよくわかります(特に大祝)。また、デュナーミクの処理がきちんとおこなわれているのに神経質さを感じさせないところが素晴らしい。重くて暗いブラームスが苦手な方にお薦めしたい一枚です。

(2003年1月28日、Fosterさん)