「コンセルトヘボウのシャイー」No.33
ブルックナー:交響曲第9番

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1)ブルックナー:交響曲第9番
2)バッハ/ウェーベルン:6声のリチェルカーレ(「音楽の捧げもの」より)

録音:1996.6.17-18. コンセルトヘボウ大ホール
P:アンドルー・コーナル
BE:ジョン・ダンカーリー
LE:クリストフ・ジャローズ
国内盤初出:1997.8.25. (ポリグラム POCL1756)
International release: June 1997/Catalogue number:Decca 455506

バッハ〜ブルックナー〜ウェーベルン。この3人が生きた時代は、足かけ4つの世紀に及ぶ。宇宙的ともいうべきすごい組み合わせだ。

(2003年1月7日、青木さん)


シャイーのブルックナーは明らかに他の指揮者の演奏とは一線を画していると思う。私はそんなにブルックナーを聴いているわけではないのではっきりとはわからないが、ハーモニーの作り方に独特のものを感じる。普通ブルックナーというと常に厚いハーモニーを想像してしまうが、シャイーのブルックナーは厚いところが薄くなっていたりする。この9番もそう。分厚いブルックナーに飽きた方はシャイーのブルックナーを。

(2003年1月29日、Fosterさん)