「コンセルトヘボウのシャイー」番外
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「コンセルトヘボウのシャイー」CD目録
「コンセルトヘボウのシャイ」ー原稿大募集
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1)エッシャー:弦楽オーケストラのための協奏曲
2)エッシャー:哀悼の音楽
3)エッシャー:夏の午後の祭曲(向かい合う二つのオーケストラのための)広上淳一:第二指揮者(3)
録音:1988.3.10(1);1988.10.6.(3);1991.2.24.(2) コンセルトヘボウ大ホール(ライヴ録音)
NM CLASSICS 92048 (1994)アムステルダム生まれの作曲家Rudolf Escher(1912-1980)の作品集で、放送局による実況録音。コンセルトヘボウ歴代指揮者らの放送音源ボックス・セットで知られる蘭NMクラシックスからリリースされたもの。
二曲目の「哀悼の音楽」は、そのベイヌムの放送音源集にも収録されている曲。「夏の午後の祭曲」は世界初演時の録音で、二つに分けられたオーケストラの一方を広上淳一が指揮している。1988年10月といえばシャイーが音楽監督に就任した直後であり、一曲目の「弦楽オーケストラのための協奏曲」はその前のシーズンだ。当初からこういうプログラムを手掛けていたわけで、現代音楽に対するシャイーの意気込みが感じられるようだ。
その意気込みが演奏からも感じられればいいのだが、なにぶん難解な曲で、情けないことに的確な感想を記すにはチカラ及ばず、であります。録音はかなりいい。
(2003年10月16日、青木さん)