「コンセルトヘボウのシャイー」No.15
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番コンセルトヘボウ管弦楽団のページのトップに戻る
「コンセルトヘボウのシャイー」CD目録
「コンセルトヘボウのシャイ」ー原稿大募集
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1)ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番
2)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
3)ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番
4)ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロットロナルド・ブラウティガム :ピアノ (2)
録音:1988.3.11(2);1990.2.12(1);1991.4.2&6,5.3(3,4) コンセルトヘボウ大ホール
P:アンドルー・コーナル
E:サイモン・イードン(1)/コリン・ムアフット(2)/ジョン・ダンカーリー(3,4)
国内盤初出:1993.2.25. (ポリドール POCL1282)
International release: December 1992/Catalogue number:Decca 433702"JAZZ MUSIC"と題されたアルバムで、ジャズ・ドラムも達者だというシャイーの本領が発揮されたレパートリー。しかし、足掛け4年に渡る3回の録音セッションから構成されたものであり、簡単に実現した企画ということでもなさそうだ。ピアノ協奏曲でのトランペット・ソロは、首席奏者のぺーター・マスーズが担当している。
小さめの編成の曲が多く、いかにも軽妙な感じの響きは曲想にマッチしているが、コンセルトヘボウ・サウンドの本来の魅力とはちょっと違うかも…。という思いは、最後の最後に出てくる一音によって解消して大きな満足感が得られる。そこまで計算して作られているとしたらすごいことだが。
(2003年1月7日、青木さん)