1)ワーヘナール：序曲「じゃじゃ馬ならし」
2)ワーヘナール：交響詩「サウルとダヴィデ」
3)ワーヘナール：序曲「十二夜」
4)ワーヘナール：歌劇「エル･シッド」序曲
5)ワーヘナール：序曲「アンフィトリオン」
6)ワーヘナール：ワルツ･チクルス「ウィーンの3/4拍子」
7)ワーヘナール：序曲「シラノ･ド･ベルジュラック」
ヴェラ･バディングス :ハープ (2)
ヤン･デクルース :チェロ (5)
録音：1989.2(1,3,5,6);1989.5(2,4,7) コンセルトヘボウ大ホール
P:アンドルー･コーナル
E:ジョン･ダンカーリー
国内盤初出：1990.12.21. (ポリドール POCL1063)
International release: 1990／Catalogue number:Decca 425833
オランダの作曲家 ワーヘナヘール(1862-1941)の管弦楽曲集。シャイー＆ヘボウならではの、ユニークなアルバムといえるだろう。当時のポリドールの広告では「R.シュトラウスを思わせる色彩的な和声とエルガーのように広大な楽想」と紹介されていた。「序曲十二夜」はメンゲルベルクとコンセルトヘボウ管弦楽団に献呈され、また「序曲アンフィトリオン」は1938年のコンセルトヘボウ管弦楽団創立50周年祭に際して楽団理事会に献呈されたとのこと。シャイー＆ヘボウの国内盤は、ここまでの計５タイトルが怒涛の四ヶ月連続リリースとなっている。
（2003年1月7日、青木さん）