「コンセルトヘボウのシャイー」No.25
ツェムリンスキー:抒情交響曲,交響的歌曲コンセルトヘボウ管弦楽団のページのトップに戻る
「コンセルトヘボウのシャイー」CD目録
「コンセルトヘボウのシャイ」ー原稿大募集
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1)ツェムリンスキー:抒情交響曲
2)ツェムリンスキー:交響的歌曲アレッサンドラ・マルク :ソプラノ/ホーカン・ハーゲゴード :バリトン (1)
ウィラード・ホワイト :バリトン (2)
録音:1993.3,10. コンセルトヘボウ大ホール
P:マイケル・ウールコック,アンドルー・コーナル
E:ジェイムズ・ロック,コリン・ムアフット,サイモン・イードン
国内盤初出:1994.10.1. (ポリドール POCL1476)
International release: September 1994/Catalogue number:Decca 443569抒情交響曲は作曲者自身によると「『大地の歌』の延長線上にある作品」とのことで声楽を伴う交響曲であり、交響的歌曲はその名の通り声楽曲だが、国内盤CDのオビにはなぜか<管弦楽>とジャンル表記されている。「頽廃音楽シリーズ」の一枚。
スケール大きくドラマティックに開始される「抒情交響曲」は難解でも辛気くさくもなく、コンセルトヘボウの音響の魅力とあいまって、楽しめる曲となっている。
(2003年1月7日、青木さん)
間違いなく同曲のナンバーワンだと思う。このCDからツェムリンスキーにはまりました。ツェムリンスキーのメロディ・和声の魅力を十全に出し切った名演です。ここでもコンセルトヘボウ管の木管群の暖かい音色が効力を発揮。美しい音色の弦楽器群に迫力満点のティンパニ。シャイーの解釈もツェムリンスキーの迫力、色気をうまく出せています。文句なしです。
(2003年1月28日、Fosterさん)