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2005年9月23日:ウィスキーに注意 私は自他共に認めるビール党ですが、1年前から密かにウィスキーを飲むようになりました。普通のウィスキーではなくて、シングルモルトといわれるものです。これを飲み始めたのは私の年代によくあるように、ビールがお腹に入らなくなったという理由からではなくて、知り合いのWebマスターが私にこの道の手ほどきをしてくれたからであります。騙されたつもりで飲んでみると、これがことのほかおいしい! まだ世の中にこんなすばらしい飲み物が隠れていたのか、と私は手を打って喜び、密かにシングルモルトを漁り始めました。そのうちに「シングルモルトウィスキー銘酒事典」(橋口孝司著、新星出版社)などという本を引っ張り出してきて、「まずは試したい21本」を片っ端から飲んでみるという暴挙にも出ました。そうしてとうとうその21本+αを先週制覇してしまいました。
大きな出会いはラフロイグというシングルモルトでした。まるで薬品を飲んでいるようなすさまじい臭いに最初は閉口し、夫婦ともに「捨ててしまおうか」とまで考えていたのですが、そのうちにこのお酒のコクに魅了され、既に3本も開けてしまいました。
さて、シングルモルトにも問題があります。あまりにおいしすぎることです。そのため、ついつい深酒をしてしまうのです。
私は水割りというものが大嫌いなので、ウィスキーは常にロックで飲みます。単体でおいしい飲み物に水を加えるのはもったいないと考えているからです(日本酒やビールに水を加えないのと同じであると屁理屈をこねる私です)。そのロックにしても、グラスに氷を入れた後、ウィスキーを8分目位まで注ぎます。これを見るとたいていの人はびっくりし、「そんなに飲んで大丈夫か?」と聞きます。しかし、私はそれを3杯は飲むのであります。我ながら「ちょっと飲み過ぎかな?」と思うので、しばらく飲まないでいると、1週間くらいするとまたおいしそうに見えてきます。その繰り返しをしているわけですが、そうこうしているうちに1年で20数本を飲んでしまったわけで、ちょっと考え込んでいます。10月に予定されている健康診断の結果は見ない方がいいかもしれません。
一番困るのは、ウィスキーを飲むと、例え1杯であっても、CDを聴けなくなることです。経験上10分は聴いていられません。よほど短い曲でも途中でぐうぐう寝てしまいます。ましてや本は読めません。
さて、ついに家の中に1本もウィスキーの在庫がなくなった今、どうしようか考えています。ここでウィスキーをやめるべきか、もう少し節度ある飲み方にし、細々と続けるか。何とも恐ろしい飲み物だと思います。
2005年9月19日:ヴェルディのレクイエム 「あなたもCD試聴記を書いてみませんか」のページに「ヴェルディのレクイエムを聴く」を追加しました。文はゆきのじょうさんです。ゆきのじょうさん、原稿ありがとうございました。
どうもこのところ、更新が滞っていますね。申し訳ありません。次女が生まれてもうすぐ5ヶ月になりますが、あわただしく日々が過ぎていくばかりです。まとまった時間をCD鑑賞に充てられないので、更新がなかなかできないのです。じっくり聴きたいCDや、やってみたい企画はいろいろと持ってはいるのですが・・・。
ただ、子供が二人いる生活がこれほど楽しいものだとは夢にも思いませんでした。親だけではなく、長女みずなもとても喜んでいます。こんなことなら、もっと早く二人目、3人目を作っておくんだったと悔やまれてなりません。そう思ったときには親が年を取りすぎていて思うようにはならないのですね。特に女性は出産という大仕事があるので、ほいほいと作るわけにはいきません。女房は次女出産時には完全な高齢出産だったため、身体に変調をきたしてしまいました。それと引き替えに新しい生命を授かったわけですが、人生にはいろいろなことが降りかかってくるものだと思います。
2005年9月3日:カルショウ・シリーズ最終回 青木さんによる「カルショーの名録音を聴く」に最終回「6.他の名演奏家たちとカルショー」を追加しました。青木さん、原稿ありがとうございました。
(An die MusikクラシックCD試聴記)