ARCHIVE OF WHAT'S NEW?
2003年12月
2003年12月26日:皆様、良いお年を!
青木さんによる「コンセルトヘボウ管のページ」の「指揮者ベイヌム DECCA篇」に「ブリテン:春の交響曲+青少年のための管弦楽入門+歌劇「ピーター・グライムス」〜4つの海の間奏曲」を追加しました。青木さん、追加原稿をいただき、ありがとうございました。
An die Musik年内の更新はこれで終了です。夏以降私は自己満足的なサイト内の体裁変更をちびちびと続けていたので、ろくすっぽ自分で原稿作成はできなかったものの、青木さんや岩崎さん、松本さんの積極的な原稿執筆によって、An die Musikは賑わいを見せました。このようなだらしのない管理人を支えて下さり感謝・感激であります。
ひとつのサイトの中に複数の執筆者がいるというのは安易そうなホームページ作成方法に見えますが、必ずしもそうではないのです。まず、最初にAn die Musikを作った私のアイデンティティが脅かされるという重大な問題があります(もはや壊滅的な危機かも!)。次に、元々の管理人である私と、ほかの執筆者(新しい管理人)との間でサイト運営上の整合性を取れるか、という問題があります。要するに、ほかの執筆者がAn die Musikの基本的なコンセプトである「脱・マニア」を理解していただいているかどうかが鍵となるのです。「その道」の原稿さえ書ければ誰でもいいというわけではないのです。「コンセルトヘボウ管のページ」の青木さんも、「アメリカ東海岸音楽便り」の岩崎さんも、「クーベリックのページ」の松本さんも、An die Musikの基本的なコンセプトを完全に理解し、その延長線上で原稿を書いて下さっています。私は3人の原稿をいただくたびに「ありがたいことだ」と感謝しております。
今年は「これは」という新譜になかなか出会いませんでしたが、後半になってアーノンクールの2枚が登場したことによって私のリスニングルームは俄然活況を呈しました。それまでは1950年代から60年代の古い録音をしみじみと聴いていたのですが、ひとたびアーノンクールに開眼するや、彼の指揮する演奏が面白くてたまらず、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、ドヴォルザーク、ブルックナー等に浸ってしまいました。CDに接するのに、これだけ新鮮な気持ちにさせられたのは一体何年ぶり、何十年ぶりでしょうか? 多分、来年もこの勢いが止まらないでしょう。できれば、私が苦手とするもうひとりの指揮者についても開眼することを望みたいところです。
宿からすぐ側にある浅貝スキー場にて。右に立っているのは女房。 さて、いよいよ明日からは年末年始の休暇となります。毎年のことですが、明日から4日朝まで私は新潟県の苗場スキー場に家族と籠もっています。宿は定宿となっている「福島屋旅館」。女房・子供にスキーを教えつつ、自分でも少しは上達を目指します。夜は楽しくお酒を飲んでいますから、一緒に滑りたい、あるいは一緒に飲みたいという方はぜひ福島屋旅館までお訪ね下さいますようお願い申しあげます。
それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。
2003年12月25日:私が今年出会い、最も大きな印象を受けたCDを紹介します。アーノンクール指揮ウィーンフィルによる「我が祖国」です。私にとってこれは衝撃的なCDでした。もっと準備して詳細なレポートを書きたいところですが、そんなことを言っていると今年が終わってしまいそうなので、舌足らずの文章のままでアップします。何卒ご容赦下さい。
2003年12月19日:寒波到来!
暖冬のため今年は1月まで雪が降らないかと思っていましたが、ついに本格的な寒波が到来しました! 我がホームゲレンデ 苗場スキー場にもドカ雪が降っています。昨日までスキー場のごく一部でしか滑走できなかったのに、今日の夕方には全面滑走可になっています。明日も大雪だそうな。感激のあまり、今日は女房と祝杯を挙げてしまいました!
というわけで、いよいよ明日からスキー合宿体制に入ります。娘のみずな(4歳)も、今年は脚力をつけてきたこともあってやる気満々。浅貝スキー場でボーゲンの特訓をするのであります。月曜日も年休を取ったので(^^ゞ、4日間の猛練習です。ちょっと留守にしますが、皆様どうかご容赦ください!
2003年12月15日:青木さんの「コンセルトヘボウ管のページ」に「ベイヌム 放送録音篇」を追加しました。青木さん、アップが遅れて申し訳ありませんでした!
2003年12月14日:「クレンペラーのページ」の改修工事を終了しました。録音データを若干追記したのと、表記を統一したことが改修の主眼です。今年中には終わらないかもしれないと不安を感じていましたが、約3週間で完成してよかったです。
クレンペラーのページを作ったのは、An die Musikを開設した1998年11月から約5ヶ月の間です。この期間に一気呵成に書き上げました。よくもそんな短期間であの分量をまとめたものだと我ながら驚きます。久しぶりに読み返していると、自分で興奮しつつ文章を書いたことがありありと伝わってきます。読むと気恥ずかしくなるのですが、あんな文章を見たら、「俺もこのCDを聴いてみたいな!」と思いますよねえ。
しかし、ここ3年ほどの間に発売されたCDがほとんど掲載されていないのは、私としても若干寂しいものです。例えば、TESTAMENTのCDはほとんど手つかずです。私はクレンペラー研究家になるつもりもないし、すべての録音を網羅するという気は全く持っていないのですが、優れた録音はもう少し取り上げておいたほうがよさそうだと反省しました。
話は変わりますが、昨日パソコンを新調しました。今まで使っていたパソコンが急に不安定になり、いつクラッシュするか分からない状態だったためです。OSはWindows98からWindowsXPに、CPUは700MHzから2.4GHzになりました。さらに今日からは回線をADSLから光ケーブルに変更しました。我が家のADSLは大変不安定で、かつてのISDNより遅かったり、つながらなかったりしました。そのため、女房が自宅から会社のネットワークに接続して仕事をすることに障害が生じていましたが、これで問題が一挙に解決しました。新しいパソコンになり、光ケーブルをつないだら、その快適さには夫婦そろって驚嘆しました。
(An die MusikクラシックCD試聴記)