アメリカ東海岸音楽便り

文:岩崎さん ■ボストン響のコンサート・レポートを中心に■

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ボタンノリントン指揮のシューベルトを聴く 2004年4月13日
音楽って楽しい!そしてもちろん素晴らしい。ノリントンさんに教えられたこと。(2004年7月31日掲載)

ボタン夫婦で聴くクラシックから親子で楽しむクラシックへ(2004年4月22日掲載)

ボタンレヴァイン&メトロポリタン歌劇場による「トスカ」 2004年3月6日
メトで「トスカ」を観劇する パヴァロッティ・フェアウェル・コンサート(2004年4月22日掲載)

ボタンゲルギエフ&メトロポリタン歌劇場による「ラ・トラヴィアータ 椿姫」 2004年3月6日
メトで「ラ・トラヴィアータ 椿姫」を観劇する(2004年4月21日掲載)

ボタンレヴァイン&メトロポリタン歌劇場による「ドン・ジョヴァンニ」 2004年3月5日
メトで「ドン・ジョヴァンニ」を観劇する(2004年4月20日掲載)

ボタンブロムシュテット指揮コンセルトヘボウ管 2004年2月15日
カーネギーホールでロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団を聴く 其の2(2004年2月23日掲載)

ボタンブロムシュテット指揮コンセルトヘボウ管 2004年2月14日
カーネギーホールでロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団を聴く 其の1(2004年2月22日掲載)

ボタンコープマン指揮ボストン響 2004年2月7日
一瞬で魅せられたウィスペルウェイさんのチェロと、爽快なコープマンさん(2004年2月12日掲載)

ボタンバレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン 2004年1月24日
バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンのシューマンを聴く(2004年2月1日掲載)

ボタン速報、ボストン交響楽団 2004−2005シーズン
(2004年2月1日掲載)

ボタンパッパーノ指揮ボストン響 2004年1月22日
若手有望指揮者パッパーノさんをボストン響で聴く(2004年1月26日掲載)

ボタンレヴァイン指揮ボストン響 2004年1月17日
レヴァイン指揮ボストン響のドボ8を聴く(2004年1月19日掲載)

ボタンニコラス・マックゲガン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック 2003年12月18日
NYの教会でヘンデル《メサイア》を聴く(2004年1月16日掲載)

ボタンイスラエルフィルコンサート 2003年12月17日
メータ指揮イスラエル・フィルのマーラー《悲劇的》を聴く(2004年1月13日掲載)

ボタンベルリンフィルコンサート 2003年11月14日
違和感を拭えなかったラトル指揮ベルリン・フィルの初体験(2003年11月19日掲載)

ボタンウィーン響コンサート 2003年11月5日
フェドセーエフ指揮ウィーン響のベートーヴェンを聴く(2003年11月16日掲載)

ボタンエマーソン弦楽四重奏団コンサート 2003年10月23日
エマーソン弦楽四重奏団のハイドン、ショスタコーヴィッチ、ドビュッシー(2003年11月3日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2003年10月4日
ハイティンク指揮ボストン響のベートーヴェンを聴く(2003年10月10日掲載)

ボタンニューヨークフィルコンサート 2003年9月20日
マゼールさんのマーラー交響曲第5番を聴く(2003年10月5日掲載)

ボタンリンカーン・センターについて
(2003年9月27日掲載)

ボタン2003年タングルウッド音楽祭 2003年8月9日
ルネ・フレミングさんのR.シュトラウスの『四つの最後の歌』を聴く(2003年8月20日掲載)

ボタン2003年タングルウッド音楽祭 2003年8月6日
踊る!?ノリントンさんのベートーヴェン(2003年8月18日掲載)

ボタン2003年マールボロ音楽祭 2003年8月2日
モーツァルト、シュラー、ベートーヴェンの室内楽作品を聴く(2003年8月9日掲載)

ボタンマールボロ音楽祭について
(2003年8月9日掲載)

ボタンタングルウッド音楽祭 ボロディン弦楽四重奏団コンサート 2003年7月23日
現在のボロディン弦楽四重奏団を聴く(2003年8月5日掲載)

ボタンキーロフ管コンサート 2003年3月30日
ゲルギエフさんの『震える手』(2003年8月4日掲載)

ボタン聴衆のマナーについて
(2003年8月1日掲載)

ボタンタングルウッド音楽祭 ボストン響コンサート 2003年7月13日
ドヴォルザークの交響曲第8番、サラ・チャンさんのシベリウスのバイオリン協奏曲を聴く(2003年7月28日掲載)

ボタンタングルウッド音楽祭 テツラフのリサイタル 2003年7月9日
バッハ「無伴奏バイオリンのためソナタとパルティータ全曲」を聴く(2003年7月19日掲載)

ボタンタングルウッド音楽祭について
(2003年7月16日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2003年3月1日
首席客演指揮者ハイティンクさんボストン響に登場(2003年7月9日掲載)

ボタンウィーンフィルコンサート 2003年2月28日
アメリカで聴いたウィーン・フィル(2003年7月7日掲載)

ボタンクリーブランド管コンサート 2003年2月9日
妻がマーラーを好きになった日 ヴェルザー=メスト指揮マーラー交響曲第7番(2003年7月1日掲載)

ボタンニューヨークフィルコンサート 2003年6月13日
凄い!マゼールさんのマーラー交響曲第2番《復活》(2003年6月27日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2003年1月18日
トン・コープマンさんボストン響に登場(2003年6月24日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2003年1月11日
新音楽監督ジェームズ・レヴァインさん登場(2003年6月23日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2002年11月23日
ドホナーニさんボストン響に登場(2003年6月20日掲載)

ボタンピッツバーグ響コンサート 2002年11月17日
ヤンソンスさんの圧倒的なショスタコービッチ(2003年6月19日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2002年10月19日
ボストン響に内田光子さん登場(2003年6月10日掲載)

ボタンムターのリサイタル 2002年10月16日
ムターさんのバイオリンを聴く(2003年6月9日掲載)

ボタンロンドンフィルコンサート 2002年10月6日
マズアさんのブルックナーはお好き?(2003年6月6日)

ボタンボストン響コンサート 2002年10月5日
ボストン響で聴く「田園」と「春の祭典」(2003年6月5日掲載)

ボタンモントリオール響コンサート 2002年9月22日
どうなるモントリオール響・・・(2003年6月1日掲載)

ボタン2003-2004シーズンに備えて必要なものは?
(2003年5月27日掲載)

ボタンボストン交響楽団2003-2004シーズンプログラム
(2003年5月27日掲載)

ボタンニューヨークフィルコンサート 2003年5月17日
チョン・キョンファさんニューヨーク・フィルに登場(2003年5月26日掲載)

ボタンシカゴ響コンサート 2003年4月5日
ミドリさんのシベリウスのバイオリン協奏曲Part 2(やっぱりすごかったシカゴ響)(2003年5月20日掲載)

ボタンシンシナティ響コンサート 2003年4月2日
レーピンさんのシベリウスのバイオリン協奏曲(2003年5月19日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2003年2月15日
ミドリさんのシベリウスのバイオリン協奏曲Part 1(ボロボロだったボストン響)(2003年5月17日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2003年1月25日
2002-2003 シーズンを振り返って 私が選んだボストン響年間ベストコンサート。だが・・・(2003年5月15日掲載)

ボタンボストン響コンサート 2003年4月26日
ボストン響にイワン・フィッシャー登場(2003年5月12日掲載)

ボタンボストン・シンフォニー・ホールについて
ボストン・シンフォニー・ホールについて(2003年5月12日掲載)


ボタンはじめに

ボストン響はじめまして。岩崎といいます。
不定期ですがアメリカからコンサートの感想を中心とした手記をお送りしたいと思います。

伊東様とは一ヶ月ほど前からメールでの交流が始まったのですが、あるとき私の送ったボストンでの演奏会、シンフォニー・ホールのことを書いた文章を読んでいただいたおり、「岩崎さんの手記のページを作ってみませんか。」とビックリする提案を受けました。今回この伊東様のご好意に甘えやってみようと思ったのは皆さんの『お仲間』になってもっと積極的に関りあいたいと思ったからです。私はクラシック音楽が好きでもう15年ほど聴いていますが、楽譜も読めなければもちろん楽器も弾けません。しかし好きなクラシック音楽を通していろいろな方とかかわりを持つことが出来たらとても素敵だろうと思います

アメリカと言いますとニューヨークなどの大都市を想像してしまいがちですが、わたしはニューハンプシャー州にある豊かな自然に囲まれた小さな田舎町に住んでおります。なんといっても私の住んでいる町には信号のある交差点が三つしかありません。その私の住んでいる町から一番近い大都会が(それでも車で2時間ほどかかりますが)ボストンになります。

と言うわけで自然とボストン響を聴く機会が多いわけです。実は最初に告白しておかなければならないのですが私は今まで決してボストン響のよい聴き手ではありませんでした。なんと言ってもわたしのCD棚にはボストン響の演奏したCDはほとんどありません。しかし一昨年の11月にここに来て以来かれこれ15回ほどボストン響を聴いてきて、わが町のオーケストラではありませんが、愛着を感じつつあります。つまりボストン響のファンになるかならないかの瀬戸際と言ったところでしょうか。それはきっとこれからのコンサート体験にかかってくるのではないかと思っています。自分でもこれからどうなるか楽しみです。

最後になりましたが、このような機会を作っていいただいた伊東様、本当にありがとうございます。また皆様、これからもよろしくお付き合い願います。


(2003年5月12日、岩崎さん)