ARCHIVE OF WHAT'S NEW?
2004年8月

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CD2004年8月29日:バレンボイムのベートーヴェン

CD試聴記」に「バレンボイム指揮のベートーヴェン交響曲全集を聴く シュターツカペレ・ベルリンの今」を追加しました。文章は私、伊東です。

朝から雨で冷え冷えとしていますね。こんな日こそ更新が捗るというものです。・・・というわけで久々に更新してみました。

ところで、かつて私は「ベートーヴェンの息吹」という言葉を使ったことがあるのですが、これは一体どんな意味なのでしょうね? 自分で書いておいて自分で分からなくなってきました。重厚さや汗びっしょりがベートーヴェンでしょうか? 今日はベートーヴェンについて思いを巡らしてみることにします。

 

CD2004年8月28日:スラブ舞曲集の隠れた名盤が!

稲庭さんによる「チェコ・フィルのページ」に「ノイマンのスラヴ舞曲集」を追加しました。最後までしっかりと読まないとならない文章です。そのわけは・・・本文をご覧いただいてのお楽しみです。

まだ8月だというのに、すっかり肌寒くなりましたね。我が家では今晩おでんを食べました。気分はもう秋であります。日が短くなるのは寂しくもありますけど、私にとって秋は鍋で楽しく飲める季節であり、冬は最大の情熱を傾けてスキーに打ち込める季節であります。なんだかわくわくしてきます。

 

CD2004年8月24日:ブレンデルのショパン

短期集中連載「アルフレッド・ブレンデル」に「ブレンデル唯一のショパン録音を聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

 

CD2004年8月22日:心に思うよしなしごと(近況報告)

先週暑さがぶり返したと思ったら、土日はかなり涼しくなりました。家の窓を開けていると涼しい風が入ってきます。夕方以降はコオロギなど虫の声が盛んに聞こえますね。このまま涼しくなるわけではないのでしょうが、季節の移り変わりを強く感じます。

私にとってこの夏はさんざんなものでした。6月下旬から7月にかけて、とある事情のため食欲がなくなり、一挙に4キロも痩せてしまいました。我ながら精神的に弱いものだと感じています。7月にAn die Musikの更新も手に着かなかったのはそのためでした。

そういう時期ではありましたが、先頃妻が妊娠していることが分かりました。「みずな」(8月10日で5歳になりました)に次ぐ二人目の子供になります。昨日病院に行ったところ、現在11.8ミリだとか。欣喜雀躍した妻と私は昨晩子供を連れて知り合いの寿司屋さんに出かけ、懐妊記念大祝賀パーティを開きました。後は順調に成長して生まれてくるのを待つばかりです。

子供ができるというのは、人生の大きな節目です。さんざんな夏の終わりに、人生最高の贈り物があったと天に感謝するばかりです。

 

CD2004年8月17日:ヴァンスカのシベリウス

あなたもCD試聴記を書いてみませんか」のコーナーに「繊細さと剛毅さの溢れるシベリウス」を追加しました。文はとしちゃんさんです。原稿ありがとうございました。

 

CD2004年8月16日:ブレンデルのシューマン

短期集中連載「アルフレッド・ブレンデル」に「ブレンデルの『クライスレリアーナ』を聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

昨日の私の文章と、今日掲載した松本さんの文章では随分格調が違ってしまっていますね。私の方の枕は「エースをねらえ!」だもの・・・。なんだか立場がなくなってきました。

 

CD2004年8月15日:お蝶夫人とモーツァルト

CD試聴記」に「お蝶夫人の弾く曲は? グルダのモンペリエ・リサイタルを聴く」を追加しました。こうした並べ方をしてしまう管理人を皆様、許して下さいね!

 

CD2004年8月13日:今度はリストだ!

短期集中連載「アルフレッド・ブレンデル」に「リスト編曲『オペラ・パラフレーズ集』を聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

私は9日(月)から本日13日(金)まで福島の実家に子供と二人で帰省していました。田舎で何の話をしていたかというと、スキー技術について! 真夏日が続くこの季節に夜大人どもが集まって真冬の話をしているのであります。全くシュールでありますなあ。今年は夏らしい夏なので冬も期待できます! 必ずや冬らしい冬が来るでしょう。既に真冬の練習メニューを頭の中で構築している私でした。・・・端から見れば白昼夢かなあ。危険人物かもしれません。

 

CD2004年8月8日:CDジャケット

「暑い夏には涼しげな曲を聴きたい」などと思っていた私ですが、今年はどういうわけかワーグナー漬けになってしまいました。このところ毎晩のようにワーグナーのオペラを聴いています。例えば、「タンホイザー」「さまよえるオランダ人」「ローエングリン」「トリスタンとイゾルデ」「パルジファル」、そして昨晩は「ワルキューレ」。それも序曲や前奏曲が入ったCDではなく、全曲盤を聴いてしまいます。暑っ苦しいことこの上ありません。しかし、一度入ってしまうと出ていけないのがワーグナーの世界でして、さながら中毒になった気分であります。

中でも私がこのごろ愛聴しているのがバレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンによる「タンホイザー」の全曲盤です。

CDジャケット

ワーグナー
歌劇「タンホイザー」
バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン、他
録音:2001年5,6月、ベルリン
TELDEC(国内盤 WPCS-11202/4)

私はバレンボイムという指揮者に対して特別な愛着を感じたことがありません。もしこのCDがリンデンオーパー(ベルリン国立歌劇場)の録音でなければ、買うことはなかったでしょう。しかし、TELDECには失礼な言い方ですが、予想外にいいCDでした。序曲からして私を釘付けにしています。バレンボイムはかつてシカゴ響を起用してワーグナーの管弦楽曲集を録音(TELDEC 4509-99595-2、録音:1992-94年)していますが、それとは段違いに面白い演奏になっています。シカゴ響との録音はそつのない模範解答だと感じたものです。一方、シュターツカペレ・ベルリン盤では指揮者が悠然たる構えの中でオーケストラの響きを活かしながら音楽が沸き上がるように奏でています。バレンボイムはこの数年間に一皮むけているのかもしれません。無論、序曲からこの状態ですから全曲盤をどのように聴いても楽しめてしまいます。それも、音だけで!これはたまりません。

ところで、このCDのジャケットを皆様はどう感じますか? かつてこのようなジャケットをクラシックCDの世界で見かけることはほとんどなかったように思います。初めてこのCDを手にしたときはびっくりしたのと、ちょっと恥ずかしくなったため、私は購入を見送ったことがあります。

それにしてもすごいジャケットです。ご存じのとおり、ワーグナーは性愛をテーマにしたオペラをいくつか書き、それがそろいも揃って傑作になっています。「タンホイザー」もその一つですね。テーマがテーマであるために、このCDジャケットは的確に内容を表していると思います。が、それにしても思い切ったものです。ジャケットをどうするかということまでがプロデューサーの責任範囲であると耳にしたことがありますが、このCDを担当したクリストフ・クラーセンという人はただ者ではないのかもしれません。クラシック音楽のCDジャケットもいよいよ新たな局面を迎えているような気がします。

 

CD2004年8月7日:シューベルト

短期集中連載「アルフレッド・ブレンデル」に「シューベルトのピアノソナタ第21番」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

最初からそうするつもりではなかったのですが、An die Musikのコンテンツは作者である私・伊東の趣味を色濃く反映して、ドイツ・オーストリア系のオーケストラ曲が中心となっています。多分読者の大半がそれ故にAn die Musikを訪問されているのではないかとも推測しています。逆に、ピアノ曲に関しては、他の専門的なページに譲るべきであって、An die Musikにはピアノ曲の特集ページができることはあり得ないだろうと私は考えていました。そのような中で、今回は私の好奇心から松本さんにブレンデル特集を依頼した訳ですが、予想を遙かに超える特集になりそうです。今回のシューベルトも興味深い内容ですし、特集の後半に登場するベートーヴェンには特に大きな関心を寄せてしまいます。松本さんには執筆のご負担をかけていますが、この企画を実現できて良かったと自画自賛している私であります。松本さん、ありがとうございます!

 

CD2004年8月3日:ペトルーシュカ

短期集中連載「アルフレッド・ブレンデル」に「ストラヴィンスキーのペトルーシュカ」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

 

CD2004年8月2日:短期集中連載

本日よりAn die Musik初のピアニスト特集「アルフレッド・ブレンデル―誤解を受け続けているロマンティスト―  《真のブレンデルの魅力を探るディスクの紹介》」の連載を始めます。執筆は松本さんです。本日は導入部分のみですがご容赦下さい。

 

CD2004年8月1日:マーラーの交響曲第1番

クーベリックのページ」に「マーラーを聴く 第4回 交響曲第1番」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

 

(An die MusikクラシックCD試聴記)