ARCHIVE OF WHAT'S NEW?
2004年10月

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CD2004年10月31日:コンセルトヘボウ管いよいよ来日

青木さんの「コンセルトヘボウ管のページ」に「2004年来日公演」を追加しました。いよいよコンセルトヘボウ管が来ますね。

 

CD2004年10月24日:地震

昨日の午前中にテニスをしていたところ、左足を捻挫してしまいました。正確には足首の三角じん帯が炎症を起こしているとのことです。そのため、今シーズンはテニスを諦めました。包帯でぐるぐる巻きにされた左足を見ながら「やれやれ・・・」と思っていると、今度は地震です。さいたま市では高々震度4程度でしたが、夜になって、しかも1時間の間に4度も揺れると気が気でなりません。新潟では震度6だったといいますから、その恐怖は半端ではなかったと思います。我が家でも子供が怖がっていました。大人だって怖いですから致し方ありません。いざというときにはどうやって子供を守ろうかと考えながら親子3人で布団に入りましたが、深夜にもときどき揺れていましたね。これで沈静化することを祈るばかりです。

 

CD2004年10月21日:マルティヌー

チェコフィルのページ」に「ビエロフラーヴェクのマルティヌー(交響曲第3番、第4番)」を追加しました。稲庭さん、原稿ありがとうございました。

今日は年休を取り、子供の遠足に同行しました。行き先は東武動物公園。朝方台風はまだ去りきっておらず、非常に不安でしたが、何とかなりました。子供のおともだちとも親しくなれて楽しい気分を味わったのは子供ではなく、むしろ私だったかもしれません。ぜひ来年も同行したいものです。

 

CD2004年10月20日:ブレンデルシリーズ、最終章に突入!

短期集中連載「アルフレッド・ブレンデル」に「ベートーヴェンの『ハンマークラヴィーア』を聴く インデックス」を追加しました。松本さんの構想がここへ来て大きく膨らんだため、第10回「ハンマークラヴィーア」は1回の掲載で終了しないことになりました。長大な内容になりますので、数回に分けて掲載します。今回はその前文とインデックスを掲載しました。

それにしても、松本さんの「ブレンデル」シリーズはすごいことになってきましたね。既にGoogleで「ブレンデル」を検索しますと、このシリーズがトップに出てきます。今のところ、ブレンデルを扱っているのは商業サイトが多いようです。音楽ファンにはあまり人気がないピアニストなのかもしれません。が、松本さんのシリーズでブレンデルに対する関心も随分と変わるのではないかと私は期待しています。

このシリーズを始めるに当たってのきっかけには、松本さんが弾く「ハンマークラヴィーア」の録音がありました。松本さんが若い頃のライブ録音です。その演奏を聴いたときの驚きは今も忘れられません。「ハンマークラヴィーア」第1回原稿が待ち遠しいですね!

 

CD2004年10月19日:「新世界から」

ヤンソンス&コンセルトヘボウ管来日記念シリーズに「新首席指揮者ヤンソンスとコンセルトヘボウ管のドヴォルザーク『新世界から』を聴く」を追加しました。文はFosterさんです。Fosterさん、原稿ありがとうございました。

かくいう私は、また年を取ってしまいました。この年になると普通嬉しくはありません。しかし、今年ばかりはちょっと嬉しいです。ひどい目に遭った42歳をかろうじて乗り切ったからです。まるで悪夢のような1年でした。これ以上ひどい目に遭うことはさすがにもうないだろうと思うと気が安まる思いです。今日は人知れず自分で祝杯を挙げる予定であります。

 

CD2004年10月18日:小澤のブルックナー
CDジャケット

ブルックナー
交響曲第7番 ホ長調
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
録音:2003年9月10-14日、松本文化会館
PHILIPS(輸入盤 470 657-2)

大変美しいブルックナー演奏のCDが登場しました。高度な演奏技術を持った団体によって奏でられるまろやかなサウンド。ひとつひとつのフレーズがふくよかで、温かみさえ感じさせます。オーディオ的にもすばらしい。よくぞここまで美しいブルックナーを実現できたものだと感心せずにはいられません。

私は小澤征爾のファンであります。小澤は欧米の最前線で音楽活動を続け、常に前向きに生きてきました。この人の音楽に必ずしも賛同しない私ですが、こういう生き方をしている人を私は心から尊敬しています。

しかし、その私も、このブルックナーを聴くと、「美しい」と思う一方で小澤が目指したブルックナー演奏は「本当にこれなのか、このCDに聴くブルックナーが小澤のブルックナーなのか?」と疑問を感じることもあります。

ブルックナーの音楽の魅力とは何でしょうか? それは峻厳さの中にある美だと私は思っています。聴き手はブルックナーの音楽に人知を超えた厳しさ、激しさを感じ取る一方で、その中に途方もない美しい旋律、響きを発見するのです。小澤のブルックナー演奏は、とてもまろやかです。角が取れています。意識的に削ったと私は見ているのですが、コンサートホールで実際に接していないので確証をつかめません。小澤はどんなブルックナー観を持っているのでしょうか?

もう一つ。なぜ小澤はウィーンフィルやベルリンフィルとブルックナー録音をしないのでしょうか? ベートーヴェンやブラームスもそうです。プロデューサーが認めないのでしょうか? 謎です。私は小澤が指揮する3Bを、大変申し訳ありませんが、サイトウ・キネン・オーケストラだけではなく、ヨーロッパのオーケストラでも聴いてみたいと熱望しています。いずれ手兵であるウィーンフィルとの録音が登場すると思いますが、それはいつになるのやら。この指揮者の行方を私は追いかけていこうと思っています。

 

CD2004年10月17日:グラゴル・ミサ

チェコフィルのページ」に「ヤナーチェクの『グラゴル・ミサ』」を追加しました。稲庭さん、原稿ありがとうございました。今回の原稿は大作と呼びうるものです。

なお、11月にはチェコフィルが来日し、「グラゴル・ミサ」を演奏しますね。稲庭さんの文章はこの曲を知りたい人にとってとても良い解説書になっていると思います。

 

CD2004年10月15日:ムター

CD試聴記」に「ムターのチャイコフスキーを聴く」を追加しました。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲って、いいですね。いつ、何度聴いてもわくわくします。こういう曲を名曲というんでしょう。

 

CD2004年10月11日:シューベルトの「未完成」交響曲

CD試聴記」に昨日の続篇「シューベルトを聴く ごく個人的な手記 交響曲篇」を追加しました。

3連休中は天気が悪かったおかげで集中的に更新ができました。「何でこんな内容の更新を?」と思われた方もいらっしゃるます。私も、これは人に読ませられるものではないな、と思いながら書きました。これはあくまでも私のメモです。それ故の駄文だということで、内容については何卒ご容赦下さいね。

 

CD2004年10月10日:シューベルトのピアノ

CD試聴記」に昨日の続篇「シューベルトを聴く ごく個人的な手記 ピアノ篇」を追加しました。本当に個人的な手記です。こんなものを公開していいのか、自分でも迷いましたが、何卒ご容赦下さい。

 

CD2004年10月9日:シューベルトの歌曲

CD試聴記」に「シューベルトを聴く ごく個人的な手記 歌曲篇」を追加しました。文章は私、伊東です。

ちょっと思うところがあったので、シューベルトについてつらつらと書いてみました。まずは歌曲篇。シューベルトの歌曲は膨大ですから、今回取りあげた2曲で代表するわけにもいかないのでしょうが、ただの感想文なので何卒ご容赦下さい。申し訳ありませんが、私は音楽の専門家ではないので、大作をまとめ上げようなどという気は全くないのであります。次回はピアノ篇かな?

 

CD2004年10月8日:ピアノが好きだった?

先日、「短期集中連載アルフレッド・ブレンデル」でお馴染みの松本武巳さんから意外なことを指摘されました。An die Musikにある私の文章には、ピアノをテーマにしたものが非常に多いそうです。そういわれてみればそんな気がします。自分ではドイツもの、その中でも管弦楽曲ばかり聴いて文章にしていると思っていたのですが、文章にしているのはピアノ曲か、ピアノが使われる曲が多いようであります。確かに、昨日掲載した「『詩人の恋』に聴くピアノ」もその部類にぴったり当てはまります。自分の本当の嗜好をよもや他人から教わるとは夢にも思いませんでした。

なぜそうなのか、自分なりに考えてみました。多分、私がピアノに対して憧れにも似た気持ちで接しているからではないかと思います。ピアノが奏でる響き、その表現力に惚れ込んでいるのでしょう。まずあの響きが大好きなのですね。最も好きな楽器はホルンだとばかり思っていたのですが、そうではないことを42歳も終わる頃ついに自覚しました。

ピアノ曲が録音に恵まれていることもあるかもしれません。古今、鍵盤のために書かれた曲、ピアノのために書かれた曲の数は膨大です。その大海に名曲が山ほどあり、それを名手達が手練手管を尽くして演奏しているわけです。その響きを録音媒体はある程度とらえることに成功してきたと私は思います。

では、すべてのピアノが好きかといえば、それは違うのです。奇妙なことには、私はほとんどクラシックとジャズ以外ではピアノの音を美しいと思いません。ジャズではペトルチアーニをはじめ、見事なピアノを聴かせるプレーヤーがいて、そのCDがあるにもかかわらず、ポップスで聴くピアノの音に感銘を受けたことがありません。一体どういうことなのか。ポップスに聴くピアノの多くがスタンウェイでもベーゼンドルファーでもないから、という理由ではなさそうです。クラシック及びジャズと、それ以外のジャンルにおけるピアノにはどのような差異があるのか、自分でも気にしながら調べてみたいものです。

 

CD2004年10月7日:詩人の恋

この音を聴いてくれ」のコーナーに「『詩人の恋』に聴くピアノ」を追加しました。フィッシャー=ディースカウがエッシェンバッハの伴奏で録音した有名なDG盤です。文は私、伊東であります。

 

CD2004年10月6日:皇帝

短期集中連載「アルフレッド・ブレンデル」に「ベートーヴェンの『皇帝』を聴く」を追加しました。

今日は仕事で、新しくできた大型商業施設に出かけました。せっかく行くのだからそのショッピングモールの飲食店で食事をしようと考えていたのですが、何と、どの店も長蛇の列! 平日にもかかわらず、ものすごい人出でした。飲食店はディズニーランドみたいに「40分お待ち下さい」などという高札まで用意していました。仕方なく食事を諦めて仕事を始めました。1時間以上経って終わったのだから、さすがに今度はすいているだろうと思ったら、まだまだ混んででいます! もう3時だというのに! こんな昼食難民になったのは初めてであります。おそるべきものですね。

 

CD2004年10月4日:ヤンソンス

いよいよヤンソンス&コンセルトヘボウ管の来日が近づいてきましたね。・・・というわけで、ヤンソンス来日に合わせヤンソンス紹介文を掲載いたします! 題して「情熱と美しさ―指揮者マリス・ヤンソンスの魅力」。文はFosterさんであります! Fosterさん、原稿ありがとうございました。続編も期待していますよ!

 

(An die MusikクラシックCD試聴記)