ARCHIVE OF WHAT'S NEW?
2009年5月

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CD2009年5月31日(日):「名盤の探求」

 短期集中連載「名盤の探求」を本日より開始します。文は青木さんです。容易に想像がつくと思いますが、これもまた私が青木さんに半ばおねだりをして書いてもらったものです。青木さん、長大な原稿ありがとうございました。第1回目は「例1 選曲」です。

 こういう新企画を始めるときには、インデックスページに気の利いた画像でも貼りつけてそれっぽくするといいのでしょうが、余裕がなくてどうしてもテキストだけのページを作ってしまいます。1ヶ月くらい会社の仕事を忘れてホームページの抜本的改訂を行いたいのですが、とてもとても・・・。なんだか恥ずかしいです。

 

CD2009年5月30日(土):ブラームス

 ゆきのじょうさんの「わが生活と音楽より」に「ブラームス/弦楽六重奏曲第1番を聴く」を追加しました。ゆきのじょうさん、原稿ありがとうございました。

 

CD2009年5月23日(土):バッハの「ゴルトベルク変奏曲」

 「あなたもCD試聴記を書いてみませんか?」のページに「バッハ《ゴルトベルク変奏曲》をひたすらピアノ演奏で聴く」を追加しました。文は松本武巳さんです。松本さん、原稿ありがとうございました (2009年11月1日、「音を学び楽しむ、わが生涯より」に移設)。

 ファイルを開いて頂ければ分かりますが、とてつもない内容です。An die Musik史上にこのような企画はありませんでした。もはやこの松本さんの試聴記を参照しないで「ゴルトベルク変奏曲」を語るのは難しくなったと言えます。参りました。

 

CD2009年5月20日(水):シュターツカペレ・ドレスデン 備忘録

 「シュターツカペレ・ドレスデンのページ」にシュターツカペレ・ドレスデン2009年来日公演に関するふたつの備忘録を追加しておきました。ひとつは松本さんの立派なレビューです。もうひとつは私が「WHAT'S NEW?」に書いたものを転記しただけという完全な備忘録です。

 

CD2009年5月19日(火):マルティヌー

 「クーベリックのページ」に「マルティヌー作曲《ピエロ・デラ・フランチェスカのフレスコ》を聴く」を追加しました。文は松本武巳さんです。


CDジャケット 松本さんが紹介されているクーベリックのCDのうち、EMI盤は2枚組です。1枚目にはブラームスの「ハンガリア舞曲」、ボロディンの交響曲第2番、チャイコフスキーの交響曲第4番が収録されています。松本さんが取りあげたマルティヌーは2枚目にあります。

 そのCDに関する文章を掲載するからには、私も再度内容を検証しないわけにはいきません。該当曲が録音されている2枚目から入っても良かったのですが、1枚目から聴いてみようと思い立った私は、じっと耳を澄ませてCDを聴き始めました。

 ・・・で、2曲目でノックアウトです。ボロディンの交響曲第2番が始まったのです。このロシア的な交響曲は大変魅力的な旋律に満ちあふれています。特に第3楽章。ボロディンはどうしてこんなに心に染み入るようなアンダンテを作ることができたんでしょうねえ。

 ボロディンの曲に限らず、ときどきクラシックの曲を聴いてほろりとすることがあります。最近ではベートーヴェンのピアノソナタ第30番。この曲を若い頃初めて聴いたときは、正直「変な曲だな」と思いました。年を取ってどのような曲か理解が深まったこともあるのでしょうが、「なぜこれほど魅惑的な曲を書けたのだろうか」と聴きながらその神秘性に思いを寄せています。

 クラシック音楽ファンは私だけではなく、同じ曲の様々な演奏を聴いてその違いを確認して楽しむような傾向があると思います。そんな中でも、どの演奏であろうとその曲自体に感動することがあります。年を取って涙腺が弱くなったのだろうと思いますが、理屈なしに音楽を楽しむというのはこういうことです。クラシック音楽っていいですねえ。

 

CD2009年5月18日(月):グレゴリオ聖歌と声明

 ゆきのじょうさんの「わが生活と音楽より」に「グレゴリオ聖歌と声明が共演した二枚のディスクを聴く」を追加しました。ゆきのじょうさん、原稿ありがとうございました。

 

CD2009年5月17日(日):「タラス・ブーリバ」

 「クーベリックのページ」を久々に更新、「ヤナーチェク「狂詩曲《タラス・ブーリバ》」を聴く」を追加しました。文は松本武巳さんです。


 週末は話題の映画「天使と悪魔」を観に行ってきました。「ダ・ヴィンチ・コード」の続編です。「ダ・ヴィンチ・コード」は映画の出来映えに非難轟々でしたが、私としては十分満足できました。わかりにくさが興味を惹いた部分もありました。が、今度の「天使と悪魔」はわかりやすくて、その分つまらない。私も変な人間ですねえ。

 「天使と悪魔」の中にはローマの名所がたくさん出てきます。早くもその名所を回る観光コースができているようですが、観光名所を映画で楽しむなら「ローマの休日」に尽きます。これなら親子で観ることもできますし、実際に観ると素晴らしい! モノクロームの画面に親子で夢中になりました。こんな素敵な映画ができたのは1953年です。強引にクラシック音楽のCDと結びつけますが、映画もCDもこの頃の高みに及んでいませんね。映画の世界でまで懐古趣味に陥る私でした。

 

CD2009年5月16日(土):シュターツカペレ・ドレスデン 印象記

 「シュターツカペレ・ドレスデンのページ」に「シュターツカペレ・ドレスデン来日公演2009 印象記」を追加しました。文は青木さんです。青木さん、原稿ありがとうございました。また、掲載が遅くなって申し訳ありませんでした。

 

CD2009年5月12日(火):コダーイとヤナーチェク

 ゆきのじょうさんの「わが生活と音楽より」に「コダーイとヤナーチェクのピアノ曲を聴く」を追加しました。ゆきのじょうさん、原稿ありがとうございました。

 

CD2009年5月11日(月):クーベリック

 「クーベリックのページ」を久々に更新、「古いチェコの音楽を聴く」を追加しました。文は松本武巳さんです。

 

CD2009年5月10日(日):MTT

 ゆきのじょうさんの「わが生活と音楽より」に「マイケル=ティルソン・トーマスによるベートーヴェン/交響曲全集を聴く」を追加しました。ゆきのじょうさん、原稿ありがとうございました。アップまでに時間がかかり、大変申し訳ありませんでした。


 5月1日にサントリーホールでシュターツカペレ・ドレスデンのコンサートを聴き、私の約1週間にわたるお祭り状態は終了しました。彼らが来日するのはほぼ2年に一度です。毎年来てくれたらもっといいのかもしれませんが、2年に一度だと彼らのありようや変化が分かって興味深いものがあります。シュターツカペレ・ドレスデン来日期間中、私はあまり平常心ではいられません。今回もしばらく前から興奮状態でした。逆に、終わってしまうとほとんど放心状態になります。サントリーホール公演の翌日から私は女房の実家がある青森県八戸市に親子で行っていましたが、放心状態で田舎に籠もると、これまた社会生活に戻れないような精神状態になります。・・・と言っているうちにゴールデンウィークなるものは全国的に終わります。明日からまた現実の世界に引き戻されますね。


 

(An die MusikクラシックCD試聴記)