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2005年11月

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CD2005年11月30日:7周年記念企画 番外編

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「番外編」として、「クレイジーケンバンドの『777』」を追加しました。青木さん、原稿ありがとうございました。昨日のこの欄で「本編」という言葉を使ったので、「番外編があるな」と予想していた方もいらっしゃるのでは?

ただし、読んでいただければ分かりますが、「777」はクラシック音楽のCDではありません。そのために番外編としました。何卒ご了承下さい。

これにて7周年企画が堂々完結いたしました。皆様、ご協力ありがとうございました!

 

CD2005年11月29日:7周年記念企画 本編堂々完結!

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ショスタコーヴィチ篇」に「テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルグ・フィル」を追加しました。文はグリエルモさんです。グリエルモさん、原稿ありがとうございました。

これにて「7周年記念企画」の本編を完結いたします。11月1日からほぼ毎日更新していって、7つの交響曲をいろいろな角度から見ることができたのではないかと思います。このような楽しい企画を考えて下さったFosterさんには心から感謝申しあげます。

一覧を見ますと、意外なことにマーラーの交響曲第7番が最も不人気で、私とFosterさんの二人しか取り挙げませんでしたね。この曲についてはクレンペラー盤という別格の演奏がありますが、それでもなお大指揮者達が興味深い演奏をしているので、もう少し取りあげられても良かったのではないかと思うのですがいかがなものでしょうか。

ともあれ、原稿を寄せて頂いた皆様には改めて感謝申しあげます。私も7つの交響曲をじっくり聴いて大変勉強になりました。

 

CD2005年11月28日:7周年記念企画 ブルックナー篇

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ブルックナー篇」に「朝比奈隆のブルックナー 〜きれぎれの思い出とともに〜」を追加しました。文はmsmchgcさんです。msmchgcさん、原稿ありがとうございました。

私事ですが、先週の水曜日にやったテニスで左足に軽度な肉離れが生じているようです。土日はおとなしくしていたのですが、今日は仕事で市内をずっと歩き回っていたら左足がどんどん重くなってきます。左足が上がりません。果ては女性達にも軽々と追い越されていく有り様です。数年前に私はスキーで転倒した際に肉離れを起こし、昨年はテニスで捻挫をしています。立て続けに左足ばかりが故障するのでさすがの私も気が滅入ってきました。日頃なるべく運動をし、体力を落とさないようにしているのですが、テニスは特殊なのかもしれません。瞬間的ですが足に大きな負荷がかかるからです。今後テニスをするときには気をつけなければ・・・・。そのうちに直るのでしょうが、皆様もぜひ気をつけて下さい。まともに歩けないと本当に何もできないのがよく分かります。

 

CD2005年11月27日:7周年記念企画 ドヴォルザーク篇と庄司紗矢香さんのコンサート

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ドヴォルザーク篇」に「クーベリックとベルリンフィルでドヴォルザークの7番を聴く」を追加しました。文は松本さんです。松本さん、原稿ありがとうございました。クーベリック盤が出てきてほっとしました。


今日はコンサート自粛を一時的に解き、彩の国さいたま芸術劇場に庄司紗矢香さんを聴きに出かけてきました。プログラムはシューマンのバイオリンソナタ第1番、ショスタコーヴィチのバイオリンソナタ、R.シュトラウスのバイオリンソナタです。大変充実した演奏内容で、彼女は真ん中のショスタコーヴィチを中心に聴衆を魅了していました。

私は開演前からワクワクドキドキ状態でした。多分私のようなおじさんファンが会場には少なくなかったと思います。最初からそんな状態のファンが聴いた感想は熱烈にならざるを得ないのですが、それを割り引いたとしても大健闘していたと私は思っています。技術的にも表現の点でも、現在の彼女のベストを聴けたのではないかと実感し、私は大満足で帰ってきました。特にショスタコーヴィチは、その前に演奏されたシューマンが完全に前座だったという印象まで与える強烈なもので、私はCDで聴いていた彼女の印象を大きく変えることになりました。

プロの演奏家の世界は厳しいものです。私は今日会場で陶然となりながら彼女の演奏を聴きましたが、それでもこのところの彼女に対する音楽通からの必ずしも好意的ではない評価を私も知らないわけではありません。あれだけの演奏をしながら、なおも批判の対象とされ、失格の烙印を押される場合もあるというのは何ということでしょうか。彼女が歩んでいるのはまさにいばらの道です。

頑張っている人に対して「頑張れ」と言ってはいけないといいます。彼女にも頑張ってほしいとは言わない方がいいでしょう。あたたかく見守ってあげるべきだと私は思っています。

才能を潰してしまうのは簡単です。よってたかって貶していればいい。そうすれば、よほど強固な意志を持ち続けない限りソロの活動を続けられないでしょう。だからこそあたたかい目で演奏家を育てていくことも必要なのではないかと私は思っています。私たちが音楽を聴くのは、楽しむためであって、貶すためではありません。才能ある演奏家を大きく育てていくのは同時代人の重要な役目ではないかと私は思っています。

 

CD2005年11月26日:7周年記念企画 シベリウス篇 松本さんのディスク遍歴

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「シベリウス篇」に「私のディスク遍歴」を追加しました。文は松本さんです。松本さん、原稿ありがとうございました。

同じ曲の同じCDを聴いて、受ける印象は随分と違うものだということを今回の企画で感じます。だからこそ、いろいろな方の試聴記を載せることに意味があるのですね。

 

CD2005年11月25日:7周年記念企画 ベートーヴェン篇 松本さんのディスク遍歴

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ベートーヴェン篇」に「私のディスク遍歴」を追加しました。文は松本さんです。松本さん、原稿ありがとうございました。今回もすごい原稿です。

こちらの原稿を先にいただいていたのですが、プロコフィエフの方を先に掲載してしまったため、「はじめに」が松本さんシリーズの始めに来ませんでした。松本さん、大変申し訳ありませんでした。

 

CD2005年11月24日:7周年記念企画 プロコフィエフ篇 松本さんのディスク遍歴

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「プロコフィエフ篇」に「私のディスク遍歴」を追加しました。文は松本さんです。松本さん、原稿ありがとうございました。すごい原稿です。

 

CD2005年11月23日:7周年記念企画 プロコフィエフ篇 マルティノン盤

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「プロコフィエフ篇」に「マルティノン指揮パリ音楽院管」を追加しました。文は青木さんです。青木さん、原稿ありがとうございました。大変申し訳ありませんが、私のコメントも最後に付け加えさせて頂きました。何卒ご了承下さい。

なお、この企画の原稿締切は明日朝となっております。「書いてみたい!」という方は、ぜひお願いします。

 

CD2005年11月22日:7周年記念企画 プロコフィエフ篇

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「プロコフィエフ篇」に「プレヴィンとロストロポーヴィチ」を追加しました。Fosterさん、原稿ありがとうございました。

 

CD2005年11月21日:7周年記念企画 ショスタコーヴィチ篇 今度はバーンスタイン

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ショスタコーヴィチ篇」に「バーンスタイン指揮シカゴ響」を追加しました。Fosterさん、原稿ありがとうございました。

なお、今回も私のコメントを付け加えました。Fosterさん、何卒ご容赦下さい。

 

CD2005年11月20日:7周年記念企画 ショスタコーヴィチ篇 バルシャイ

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ショスタコーヴィチ篇」に「バルシャイ指揮WDR響(ケルン放送響)」を追加しました。文はみっちさんです。みっちさん、原稿ありがとうございました。

WDR響という呼び名は一般化しているでしょうか? 立派な正式名称のはずですが、コンサートのチラシでもわざわざ「ケルン放送響」と併記しているのを見かけたことがあります。

ところで、みっちさんが今回取りあげたボックスセットは衝撃的な価値を持っていましたね。ショスタコーヴィチの15曲にも及ぶ交響曲全集が非常な廉価で、しかも優れた演奏と録音でいきなり登場したからです。こんな全集が出るとはちょっと前まで想像もしていませんでした。Brilliant Classicsをこれで見直した人も少なくないはずです。私がショスタコーヴィチを聴き始めた頃にこんなボックスセットがあったら、たちまちショスタコーヴィチ漬けの毎日になったことでしょう。高品位のCDがたたき売りされる現実が将来どのようなことを我々にもたらすのかという問題はさておき、大変なことだと思います。これからショスタコーヴィチを聴き始める人にとっての必需品といえる全集ではないでしょうか。

 

CD2005年11月19日:7周年記念企画 シベリウス篇 今度はFosterさん

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「シベリウス篇」に「サラステ指揮フィンランド放送響」を追加しました。文はFosterさんです。Fosterさん、原稿ありがとうございました。

 

CD2005年11月18日:7周年記念企画 シベリウス篇

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「シベリウス篇」に「オラモ指揮バーミンガム市響」を追加しました。文は青木さんです。青木さん、原稿ありがとうございました。

 

CD2005年11月17日:7周年記念企画 マーラー篇

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「マーラー篇」に「バーンスタインとMTT」を追加しました。文はFosterさんです。

MTTなどと短縮形で表示される指揮者はマイケル・ティルソン・トーマス以外に思いつかないのですが、他にもいましたっけ? このところサンフランシスコ響とのマーラーが有名になっていますが、ずっと前から立派な演奏をしていたのですね。

 

CD2005年11月16日:7周年記念企画 ドヴォルザーク篇

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ドボルザーク篇」に「ジュリーニ及びアーノンクールの指揮で聴くコンセルトヘボウ管」を追加しました。文はFosterさんです。Fosterさん、原稿ありがとうございました。

11月もいよいよ後半になりました。このシリーズも11月中の完結を考えていますが、まだ原稿をどうしようかと考えている方はお願いしますね。音楽に対する自分の考えを再確認するチャンスだったりします。ぜひトライしてみて下さい。

 

CD2005年11月14日:7周年記念企画 ドホナーニ指揮のドヴォルザーク

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ドヴォルザーク篇」に「ドホナーニ指揮クリーブランド管」を追加しました。文は稲庭さんです。稲庭さん、原稿ありがとうございました。

一頃DECCAはドホナーニ指揮の録音をどんどんリリースしていましたが、いつの間にか彼の新譜が出なくなりました。稲庭さんの文章を読むとよく分かりますが、クリーヴランド管との録音には興味深いものがいくつもあります。一頃私はドホナーニ指揮クリーヴランド管のモーツァルトを毎日聴いていたものです。有能な指揮者なので、またどこかで浮上してくるかもしれませんね。

 

CD2005年11月13日:7周年記念企画 ブルックナー篇再び

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ブルックナー篇」にFosterさんの文章を追加しました。今度はベイヌム盤の登場です。なお、文末に私のコメントを入れました。Fosterさん、何卒ご容赦下さい。

それと、本日掲示板の工事をし、バージョンアップしました。これ以上の大工事はできるだけしたくないのですが・・・。

 

CD2005年11月12日:7周年記念企画 ベートーヴェン篇 その2

大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」の「ベートーヴェン篇」にFosterさんの文章を追加しました。Fosterさんが取りあげたのはケンペ指揮ミュンヘンフィルです。

ケンペのベートーヴェン全集は私もかつて全曲を紹介したこともあり、交響曲第7番についても言及しましたが、7番に限らずどの曲も非常に充実した演奏だと思います。ベートーヴェンについては私も偶然チェリビダッケ指揮のミュンヘンフィルを取りあげたのですが、こんないかにもローカルなオーケストラがこのコーナーで話題を呼ぶとは思いませんでした。もっとも、ローカルだからこそ意味があるのかもしれませんね。

 

CD2005年11月11日:7周年記念企画 読者篇スタート!

7周年記念企画の「大作曲家7人の交響曲第7番を聴くに伊東の試聴記が完結しましたので、読者篇をスタートします。まずはベートーヴェンの交響曲第7番についてウィーンフィルの7種を取りあげた山岡武司さんの試聴記をご覧下さい! 力作であります。

 

CD2005年11月10日:7周年記念企画 第7弾「プロコフィエフ篇」

7周年記念企画の「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」に第7弾「プロコフィエフ篇」を追加しました。これで私の試聴記は完了しました。プロコフィエフの交響曲第7番はCDを大量に持っているわけではなかったので不十分な試聴記となりましたが、何卒ご容赦下さい。いろいろと準備していると、きっと12月を過ぎてしまうだろうと思い、見切り発車しました。

ところで、このところ掲示板にエロサイトの書き込みが急増しています。掲示板自体を抜本的に変更する必要があるかもしれません。セキュリティを強化した掲示板の導入を検討していますが、皆様のお勧めがあればぜひご紹介下さい。
・・・ あちらもムキになって書き込みを続けているようですが、それで一体何を得ようというのでしょうか。世の中には不思議な方々がいるものです。

 

CD2005年11月9日:7周年記念企画 第6弾「ショスタコーヴィチ篇」

7周年記念企画の「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」に第6弾「ショスタコーヴィチ篇」を追加しました。できるだけ多くの人が購入しやすい録音、できれば最新録音盤を取りあげたかったのですが、掲載したのは25年も前の録音になってしまいました。最近話題を呼んだ録音でも自分が納得がいかないものはこの場に掲載できません。難しいものですね。

 

CD2005年11月8日:7周年記念企画 第5弾「シベリウス篇」

7周年記念企画の「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」に第5弾「シベリウス篇」を追加しました。

 

CD2005年11月7日:7周年記念企画 第4弾「マーラー篇」

7周年記念企画の「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」に第4弾「マーラー篇」を追加しました。やっと折り返し地点に来ました。皆様の原稿もお待ちしていますよ!

マーラーの交響曲第7番も録音がたくさんありますね。いまだに巨大な山脈のような位置を占めているのがクレンペラー盤だと思いますが、さすがにあのような演奏を好んでし、CD化する指揮者はその後現れていないようです。むしろ74分から79分くらいの間の演奏時間によるすっきりとした演奏が多いと思います。が、本当にすっきりしているのか、ただ短いだけなのか、そこには大きな違いがあります。

 

CD2005年11月6日:7周年記念企画 第3弾「ドヴォルザーク篇」

7周年記念企画の「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」に第3弾「ドヴォルザーク篇」を追加しました。第3弾目になったところで明言するのもどうかと思いますが、今回の企画で私は必ずしも自分のベスト盤を載せているわけではありません。どんなCDであれ、聴く人や、聴く時期によって全く違ったように受容されます。「このCDだけが唯一無二の価値がある」などという考え方は、自分の聴き方を狭め、とてももったいなく、危険なことでさえあるとも思っています。

 

CD2005年11月2日:7周年記念企画 第2弾「ブルックナー篇」

7周年記念企画「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」に第2弾「ブルックナー篇」を追加しました。今回は私の恥を告白します。読んだ後、私をどうか見捨てないで下さいね。

なお、大変申し訳ありませんが、明日3日(木)から5日(土)まで女房の実家八戸に行っております。第3弾を早くアップしたいところですが、日曜日の更新までご猶予下さい。

また、当初ご案内したとおり、この企画は最初に私の試聴記を載せた後、皆様からの試聴記を順次掲載することにしています。原稿を既に送って下さった方には申し訳ありませんが、何卒10日頃までお待ち下さいね。

 

CD2005年11月1日:7周年記念企画 スタート!

本日、An die Musikは開設7周年を迎えました。ホームページを一度開設すれば、更新せずに放っておいても時間は経つので、長くやっていれば記念日がこのように増えるのですが、ずっとやってこられたのは皆様のお陰です。このサイトを見るためにわざわざマウスをクリックして下さっている皆様に感謝申しあげます。

今回は7周年記念企画として「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」という壮大な企画があります。皆様からの原稿もお待ちしておりますが、たまにはWebマスターが自分で試聴記を書かなければ皆様に存在を忘れ去られてしまいますので、まずは私の試聴記を少しずつ掲載します。

どのCDについて何を書くべきか長らく考えあぐねていたら11月になってしまいました。何とかできあがったのは今日のベートーヴェン篇だけですが、順次アップしていきますのでお待ち下さいね。

なお、私の試聴記は7づくしです。すなわち、大作曲家7人の交響曲第7番を、7人の指揮者、7つのオーケストラ、7つのレーベルで聴く、というものです。ただの自己満足に過ぎませんが、指揮者、オーケストラ、レーベルをだぶらせないようにするのはなかなか難しく、机の前にCDを並べながらパズルのように並べ替えて決めました。

というわけで、第1弾「ベートーヴェン篇」はこちらです。

 

(An die MusikクラシックCD試聴記)