An die Musik 開設11周年記念
「名盤を探る」インデックス
■ インデックス
25.
「総括」(文:伊東 2010年5月14日掲載)
24.
「バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻で3人のバッハに会う。」(文:ゆきのじょうさん 2010年5月13日掲載)
23.
「ショパン《練習曲集》の名盤を探る」(文:松本武巳さん 2010年5月12日掲載)
22.
「ベートーヴェンの交響曲第9番の名盤を探る」(文:松本武巳さん 2010年5月11日掲載)
21.
「ニールセンの交響曲第4番の名盤を探る」(文:松本武巳さん 2010年5月10日掲載)
20.
「フランク「ヴァイオリン・ソナタ」の新旧名盤を、ピアニストの視点から探る」(文:松本武巳さん 2010年5月7日掲載)
19.
「「ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》、チャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲》、ドヴォルザーク《チェロ協奏曲》」の名盤をまとめて探る」(文:松本武巳さん 2010年5月6日掲載)
18.
「ストラヴィンスキーの後期小品集」(文:青木三十郎さん 2010年4月30日掲載)
17.
「メンデルスゾーンのスコッチ&フィンガル」(文:青木三十郎さん 2010年4月29日掲載)
16.
「オーケストラル・バッハ」(文:青木三十郎さん 2010年4月28日掲載)
15.
「ブルックナー/第5を聴きながら思うこと」(文:ゆきのじょうさん 2010年4月27日掲載)
14.
「「運命」よ、どこに行く」(文:ゆきのじょうさん 2010年4月26日掲載)
13.
「シベリウスの交響曲第5番」(文:伊東 2010年4月23日掲載)
12.
「マーラーの交響曲第1番「巨人」:マーラー演奏の行方」(文:伊東 2010年4月20日掲載)
11.
「ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」」(文:伊東 2010年4月15日掲載)
10.
「ブラームスの交響曲第4番」(文:伊東 2010年4月13日掲載)
9.
「シューマンの交響曲第2番」(文:伊東 2010年4月10日掲載)
8.
「ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の多様性」(文:伊東 2010年4月1日掲載)
7.
「モーツァルトの交響曲第38番「プラハ」」(文:伊東 2010年3月29日掲載)
6.
「モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」」(文:伊東 2010年3月26日掲載)
5.
「モーツァルトのピアノ協奏曲第27番の場合」(文:伊東 2010年3月24日掲載)
4.
「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」演奏の変遷」(文:伊東 2010年3月19日掲載)
3.
「ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲に見る新旧交代」(文:伊東 2010年3月18日掲載)
2.
「ホロヴィッツのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番」(文:伊東 2010年3月16日掲載)
1.
「ムラヴィンスキーのチャイコフスキーDG録音」(文:伊東 2010年3月15日掲載)
■ はじめに
2009年11月1日にAn die Musikは開設11周年を迎えました。それを機に、かねてからの懸案であった、現代における名盤についての企画を思いつきました。しかし、肝心の私が諸般の事情で原稿執筆ができなくなったため、スタートが大幅に遅れてしまい、あろうことか2010年3月の半ばになってしまいました。ようやく原稿執筆の時間もできたことから、本日3月15日より連載を開始します。大幅な遅延をお詫び申し上げます。
この企画を始めるに当たって私はは、新時代の録音には旧時代の録音に匹敵するものが現実的にほとんどないのでは、と心配していました。最初からそれを前提に企画を進めようかとも思いましたが、実際に数多くのCDを検証した結果そうであればともかく、最初から結論ありきなのもいかがなものかと考え直し、新旧時代のCDを必ず最低1枚は取り上げその内容を改めるという方式にしました。私もこの企画のために多くのCDを聴き返してみました。私にとっては実りの多い楽しい企画になりました。結果を少々申し上げますと、昨年はすっかり懐古趣味に陥ってしまった私ですが、未来にも期待は持てそうです。
(2010年3月15日〜5月14日、An die MusikクラシックCD試聴記)