本日2回目の更新です。松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「アルカディ・ヴォロドスの「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番」を聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。私が1日に2回更新したというより、松本さんが1日に2本の原稿を書いているわけで、そのペースには驚嘆するしかありません。
そういえば、昔ヴォロドスのリサイタルに行った際、リストの作品が多数演奏されており、プログラムにはヴォロドス自身によるリストの音楽解説が掲載されていました。それは解説というより、リスト擁護の論陣でした。それを読んだ時、私は松本さんの文章そっくりだと思ったものです。ヴォロドスではなく、松本さんが書いているのではないかとさえ思いました。それは私にとって、ヴォロドスのリスト愛と松本さんのリスト愛が全く重なっていることを知った忘れられない日でした。今回頂いた文章はリストについてではありませんが、松本さんとヴォロドスには何か深いつながりがあると私は見ています。
(2017年1月9日)
伊東さん
私は日本国内でヴォロドスのコンサートに行ったことが一度も無いのですよ。
もしも、当時のプログラムをお持ちでしたら、ぜひ一読したいと思います。私のリスト愛はかなり独善的なもので、もし方向性が似ているとすれば、ブレンデルのリスト擁護論だけかと思っておりました。
ヴォロドスと似ているのは個人的には体型だけだと思っておりました(笑)ので、少々驚きました。が、ヴォロドスのリストは確かに大好きです。
残念ですが、転居の際にプログラムの類は全て廃棄してしまいました。申し訳ありません。
今考えてみれば、さいたま芸術劇場まであのヴォロドスが来ていたというのは大変な僥倖だったのですね。