ポリーニの「ベートーヴェンピアノソナタ全集」について考える 文:松本武巳さん

松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「ポリーニの「ベートーヴェンピアノソナタ全集」について考える」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

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ポリーニほどクラシック音楽ファンの話題の種になったピアニストはいないでしょう。このベートーヴェン全集にしても否定的な見方をする人はいくらでもいるだろうとは思っていました。でも、私はこの全集がほしいとずっと思っています。そして、ポリーニが弾く「第19番、20番」も聴いてみたいです。

なお、この全集には「ワルトシュタイン」の新録音しか収録されていないと聞いていたので、冬にCDを処分する際には旧録音は手放さないようにしました。もう1枚、処分しなかったのは松本さんが上記の文章で最初に言及された「後期ピアノソナタ集」です。ポリーニのベートーヴェンは、わずか3枚しか私の手許に残りませんでした。かなり寂しいです。

(2015年7月23日)