カテゴリー別アーカイブ: 松本武巳さん原稿

カーゾンの残した2枚のリスト録音を聴く(ロ短調ソナタを中心に)

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松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「カーゾンの残した2枚のリスト録音を聴く(ロ短調ソナタを中心に)」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。これで4日連続です。今回のカーゾンのライヴ盤、ぜひ聴いてみたいです。ロ短調ソナタを大好物にしている私がそのディスクを持っていなかったのか、不思議でなりません。

(2016年10月23日)

チッコリーニの「リスト《詩的で宗教的な調べ》(2種類)」を聴き比べる

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松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「チッコリーニの「リスト《詩的で宗教的な調べ》(2種類)」を聴き比べる」を追加しました。松本さん、3日連続の原稿ありがとうございます。というより、事実上松本さんによるリスト・シリーズが始まったように感じます。と、本人に無断でシリーズ開始を高らかに宣言するのであります。

(2016年10月22日)

長富彩「リスト巡礼」を聴く

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松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「長富彩「リスト巡礼」を聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

この原稿は、事実上私が松本さんにお願いしたものであります。私はふとしたことからこのCDを手にしました。そして、このCDの最後に収録されている「孤独のなかの神の祝福」の演奏を聴いて文字通り心が震えるような気持ちになったのです。この曲を知らなかったわけではありません。それにもかかわらず初めてこの曲を知ったような不思議な体験をしたのです。そのことを松本さんにメールしたところ、その日のうちに当該CDのレビューを記してくださいました。こうしたいくつもの出会いに私は不思議な縁を感じます。

(2016年10月21日)

シフとショルティによるブラームス協奏曲第1番を聴く

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久しぶりにサイトを更新しました。松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「シフとショルティによるブラームス協奏曲第1番を聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。久しぶりに更新するなら、私自身の記事を載せたいところですが、誠に面目ありません。

(2016年10月20日)

スウィトナー&カペレ「モーツァルト《フィガロの結婚》」を聴く 文:松本武巳さん

松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「スウィトナー&カペレ「モーツァルト《フィガロの結婚》」を聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

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松本さんの文章を読んでいて、もう一度聞きたくてたまらなくなりました。このCDも処分してしまったので、手許にありません。どのCDにも思い出があるので自分ではなるべく見ないようにして処分してもらったのですが、こうしてCDのジャケットを見るだけで焦がれてしまうのだから、全くのお馬鹿さんという気がします。また、私はこのCDの試聴記を1999年に書いたのですね。しかも掲載日は私の誕生日でした。それから16年も経ってしまいました。驚きです。

(2015年9月12日)

ヤナーチェク「マクロプロスの秘事」を聴く(観る) 文:松本武巳さん

松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「ヤナーチェク「マクロプロスの秘事」を聴く(観る)」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。現地で観て、さらにDVDでも鑑賞できるなんて、素晴らしいですね。

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(2015年9月5日)

二戸麻衣子(にとまいこ)ファーストアルバムを聴く 文:松本武巳さん

松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「二戸麻衣子(にとまいこ)ファーストアルバムを聴く」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。それにしても、女性ピアニストのCDに、そのような写真が使われているとは。

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(2015年9月1日)

ヨッフムのブルックナー交響曲第8番とドレスデン絨毯爆撃と旧ドイツ民主共和国 文:松本武巳さん

松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「ヨッフムのブルックナー交響曲第8番とドレスデン絨毯爆撃と旧ドイツ民主共和国 文:松本武巳さん」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。このように面白い文章を読んだのは久しぶりです。

当時のシュターツカペレ・ドレスデンをトラバントに例えるというのは言い得て妙かもしれません。ドレスデンの団員には失礼かもしれませんけれども。でも、いいじゃないですか。本当の意味でユニークな演奏ができたのですから。あの演奏を聴いて、指揮者に必死についていくオーケストラの姿を思い浮かべない人はいないと思います。

トラバント

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松本さんの文章を読んで、私は東ドイツの名車トラバントを思い出しました。私にはトラバントにまつわる思い出があります。私はトラバントにはねられたことがあるのです。しかも、場所はドレスデンです。日本人でトラバントにはねられたなどという経験を持っているのは私だけでしょう。エッヘン。

1991年に私は仕事でドイツに滞在していました。11月にはやはり仕事でドレスデンに1週間行っておりました。夜は自由です。ある晩、ドレスデンのクルチュア・パラスト(文化宮殿)のコンサートからホテルに帰る際、横断歩道を渡っていた私をはねたのがトラバントです。信号は青でした。トラバントというのはプラスチックと段ボールでできていると言われていましたが、段ボールというのは眉唾としても、プラスチックでできているというのはおそらく本当です。もし私をはねたのがベンツやBMVだったら即死していたでしょう。トラバントにはねられた私は吹っ飛びましたが、左足をちょっと打ったくらいでピンピンしていました。今に至るまで後遺症も何もありません。

それから、フランクフルトに戻って生活をしていました。その頃はまだアウトバーンでトラバントをよく見かけたものです。親子で乗っているケースが多かったと記憶しています。トラバントはどんな車にも軽々と追い越されてしまいます。でも、トラバント(通称トラビー)は必死に走るのです。アウトバーンで普通の車に乗っている状態でトラバントを見ると、トラバントが静止しているように見えます。それでもトラバントは走っています。車体が壊れはしまいか、大丈夫か、雨が降ったら段ボールが保たないのではないかという感じで走るのです。私はそれを見ながら「がんばれ、トラビー!」と応援していたものでした。なんだか懐かしい思い出です。それからもう20年以上経つのですね。

(2015年8月26日)

ポリーニの「ベートーヴェンピアノソナタ全集」について考える 文:松本武巳さん

松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「ポリーニの「ベートーヴェンピアノソナタ全集」について考える」を追加しました。松本さん、原稿ありがとうございました。

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ポリーニほどクラシック音楽ファンの話題の種になったピアニストはいないでしょう。このベートーヴェン全集にしても否定的な見方をする人はいくらでもいるだろうとは思っていました。でも、私はこの全集がほしいとずっと思っています。そして、ポリーニが弾く「第19番、20番」も聴いてみたいです。

なお、この全集には「ワルトシュタイン」の新録音しか収録されていないと聞いていたので、冬にCDを処分する際には旧録音は手放さないようにしました。もう1枚、処分しなかったのは松本さんが上記の文章で最初に言及された「後期ピアノソナタ集」です。ポリーニのベートーヴェンは、わずか3枚しか私の手許に残りませんでした。かなり寂しいです。

(2015年7月23日)

ブレンデル唯一のバッハを聴く 文:松本武巳さん

松本さんの「音を学び楽しむ、わが生涯より」に「ブレンデル唯一のバッハを聴く」を追加しました。

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松本さんの文章を読んで、この録音がたった1日で完了している理由が分かりました。幸福な偶然によってできた録音だったのですね。

(2015年7月20日)