世のお母様方は自分の子どもにも本に親しんでもらおうとしています。良い本を読んでもらいたいとか、名作をもっと読んでもらいたいと願っています。しかし、どの作品をどのタイミングで、どのように読ませたらよいのか分からないというのが実情ではないでしょうか。過去の名作を薦めても、子どもが見向きもしない、面白いと言ってくれないなどという悩みを抱えている場合もあります。そのため、このサイトでは自分の子どもに読んでもらいたい本を探しているお母様の参考になるようなコメントを載せていくようにしてみます。本格的な筋書きや解説はその方面のサイトにお任せします。
児童文学は豊饒の世界です。私も児童文学が大好きです。自分が児童文学を愛しているということを自覚したのは、ここ半年ほどの間です。児童文学は子どもだけでなく、大人の鑑賞にも堪えます。大人を感動させます。なぜなら、児童文学は、大人にもう一度人生を思い起こさせ、人生を追体験させてくれるからです。お子様に薦めると同時にぜひご自分でも手にとって読んでみてください。予想外に豊かで深い世界に時間が経つのを忘れることでしょう。
なお、タイトルの「Phantasien ファンタージェン」はミヒャエル・エンデの『はてしない物語』の舞台になった国の名前です。このサイトの管理人である私は、『はてしない物語』の主人公であるバスチャンを名乗らせて頂きます。
(2015年2月16日、バスチャン)